お部屋探しで迷うこと

お部屋は理想だけど立地がよくない

物件情報を漁っていると時々あります、おしゃれなお部屋や理想的な間取りのお部屋。
家具の配置まで考え始めて、妄想がふくらみます。
しかし残念ながら、立地などの他の条件が良くない場合は諦めることをお勧めします。

いくらお部屋が魅力的でも、例えば駅まで歩いて20分かかる場合、晴れの日は自転車でもいいですが、雨の日は歩くことになりそうです。
駅前のスーパーで買い物をした荷物を持って、傘をさして歩く20分。
しかも平日の仕事帰り、電車で30分揺られてきた後かもしれません。もうへとへとです。

朝が苦手だとしても、通勤のために早起きです。
少しでも夜更かししてしまったら、日中職場でウトウトしてしまい、急に「ぐぅ」とか言っちゃいます。

休日、日用品や欲しかった雑貨などを買いにうきうきで出かけます。行きは散歩気分でいい気持ちですが、帰りは大きな荷物です。自転車でも運べないくらいの荷物です。せっせと歩いて運ぶか、お金を払ってタクシーを使います。

友人と食事に行って帰りが遅くなった日、暗い夜道を1人で歩いていると、後ろに誰かついてきている気がします。

夜、急に何かが食べたくなります。1番近いコンビニやスーパーは徒歩15分です。しかも、なぜかまた雨が降っています。

もう、いいでしょうか
お部屋自体が過ごしやすくても、これでは暮らしやすいとは言えないと思います。
見た目がすごく好みなんだけれど、性格が合わない人とお付き合いするようなものです。
結局のところ、我慢の多い暮らしになるのです(なんの話)

そのため、暮らしやすさを求めるなら素敵すぎる物件でも立地などの条件がいいとは言えない場合、縁がなかったと考えて他の物件を探すことをお勧めします。

大丈夫です、運命の人にはきっと出会えます(なんの話)

それでも、どんな条件であってもその部屋に住んでみたいんだ！あのおしゃれな洗面台を使いたいんだ！という方は、住んだ方がいいと思います。
あのお部屋、よかったなぁ…とずっと気にかかるより、住んでみた方が納得できます。

もしかしたら、部屋が好きすぎてデメリットは気にならないかもしれません。
むしろ先ほどまで挙げてみたデメリットは、健康志向の方にはメリットに感じるかもしれません。
性格が合わないけど、あの人のことが好きなの…！という方は、告白するべきです(いい加減にして)

きっとまだ、終の棲家ではありません。不便さで疲弊するようになったら、またお引越しを考えればいいのです。いろんな条件を体験したら、自分の優先順位がわかってくるのです。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました！
次の記事でお会いしましょう。